野菜の保存方法で栄養価が変わる?
スーパーで買い物をして自宅に帰ると、すぐにすべてを冷蔵庫に入れたくなりませんか?
しかし、冷蔵庫に入れない方が良い野菜もあるのです。
今回は冷蔵庫に入れない方が良い野菜について、簡単にご紹介します!
夏野菜は常温保存がおすすめ
夏に収穫される野菜、例えばトマトやキュウリは、暑い環境の中で成長しています。
これらの野菜は常温保存が適しています。
冷蔵庫の寒さでは、本来育った環境とは異なり、元気がなくなってしまうのです。
また、温かい地域でとれる里芋やさつまいもなども、常温保存が適しています。
トマトはリコピンが豊富
特にトマトに含まれるリコピンは、常温のまま熟すと最大60%UPすることが確認されています。
抗酸化物質であり、日常生活による身体の酸化から身を守ってくれます。
リコピンは脂溶性なので、良質な油と一緒に食べることで、吸収率は2~3倍アップします。
おすすめはオリーブオイルと一緒に食べることです。
さつまいものおすすめの食べ方
ちなみにさつまいものおすすめの食べ方は、フライパンで焼き芋を作ることです。
じっくり1時間ほど焼き上げることで、絶妙な甘さを引き出します!
- さつまいもはでんぷんに守られる
→熱に強いビタミンCを持っている - 皮に抗酸化物質
→アンチエイジングの効果がある - ゆっくり加熱がおすすめ
→甘さを引き出し麦芽糖が腸の活性化に◎
寒い時期には、自宅でほっくほくの焼き芋を食べると心も温まりますね!
常温保存する際の注意点
野菜は直射日光を避け、温度が15℃以下の場所に保存するのが理想的です。
難しい場合は、冷蔵庫の野菜室に新聞紙で包んで温かくしてあげると良いでしょう。
これにより、野菜が元気な状態を保ちます。
おすすめレシピ:トマトとアボカドサラダ
トマトとアボカドを組み合わせたサラダは、オリーブオイルをプラスすることで栄養の吸収率がアップします。
白ごまはすり潰して食べる直前に加えると吸収率が高まります。
まとめ
冷蔵庫NGの野菜には、保存方法によってその美味しさや栄養価が大きく変わります。
夏野菜は生のままで食べることで、夏の熱い身体を冷やす役割もあります。
一方、冬は野菜を加熱して食べることで、身体を温めるために食べることがおすすめです。
ぜひ、野菜の保存方法を見直して、より美味しく、より栄養豊富な食事を楽しんでみてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
今回は、以上です。