人間関係

感情の起伏が激しい【人間関係を円滑にするリーダーの在り方とは?】

2020年6月27日

 

質問者
感情の起伏が激しい人との付き合いで困っています。

仕事関係の上司なので、急に距離を保つことができずにいます。

こんな場合、千尋さんはどのように考えますか?

良ければコツを教えて欲しいです。

 

感情の起伏が激しい

 

大前提として、感情の起伏があること自体が悪いわけではありません。しかし、感受性が強い人だと相手の感情に影響されてしまう人もいるでしょう。

 

しかし、感情的な人との付き合いの方法を学んだことがある人も少ないと思います。

今回は、影響を受けすぎてしまう人のために、相手の感情とどのように付き合っていけば良いかお伝えしていきます。

 

感情の起伏が激しくなる理由

 

  • 自分の気持ちをわかってほしい
  • 不要な優しさを押しつけてしまう
  • 他人をコントロールしたい
  • 執着心が人一倍強い!

 

こんな考えが原因だったりします。

あなたの周りにいるタイプはどんな傾向が当てはまっていますか?

 

感情の起伏が激しい人との付き合い方

  1. 負の感情を真に受けないこと
  2. 適度に良い距離感を保つ
  3. 相手の課題と自分の課題を分けて考える

 

感情の起伏が激しい人の特徴は、相手の気持ちを考える力が弱くなっているので、自分が良かれと思うことを押し付けてしまったりします。

もし、自分の周りで感情の起伏が激しい人がいて疲れてしまう場合は、適度な距離感を保ちましょう。

そして、相手の課題と自分の課題を分けて考えることで、すっきりした心の状態でいられるようにすることが大事です。

 

感情の起伏が激しいリーダーとの付き合い方

 

次に組織のリーダーの感情の起伏が激しいパターンについてお話しします。

トップが感情的であれば、自分を含むメンバーのメンタルケアは入念に行う必要が出てきます。

 

しかし、やっかいなのが感情の起伏が激しい人の中には、その価値観で成果を残してきたタイプが多いことです。自分がトップダウンで結果を出してきたので、全てにおいて「自分が正しい」と思い込んでしまっているのです。

 

過去の成功体験に縛られているので、本人が自覚することは非常に難しいのです。

 

メンタルケアのポイント

 

メンバーのケアをするときに下記のポイントを意識してフォローを行ってください。

 

  • リーダーの感情でメンバーが疲れていないか?
  • 感情のまま言われたことを真に受けすぎてないか?
  • 気心が知れた人とリラックスする時間があるか?

 

を意識しましょう。

もし、これを読んで下さっている方がリーダーや上司であれば、自分の感情がどのように相手に伝わっているか、冷静になってみましょう。感情は言葉以上に相手に伝わりますので、きちんと信頼関係が築くことを意識しましょう。

 

感情によって人間関係が変わる

 

人は基本的に自分が正しいと思ってしまう生き物です。それ自体は仕方がない部分はあるのですが、感情の起伏が激しいことによる損失は他にもあるのです。

 

  1. 誰からも注意されなくなる
  2. 話しても無理だと思われる
  3. 良いことがあっても教えてもらえない
  4. 必要以上に関わろうとされなくなる

 

感情的な人は、間違いを誰にも教えてもらえない可能性が高くなります。

つまり、自分が間違った方向に進んでしまっても、誰にも気にしてもらえない人になってしまうのです。

 

今までのリーダーであれば、トップダウンで言うことを聞かせられたかもしれませんが、もうその時代の価値観は過ぎ去りました。

 

ここから先の時代のリーダーは、それぞれが正解と思える道に最適なサポートを行う人が求められます。

 

まとめ

 

  1. リーダー自信が素直で、学び続けている
  2. 自分の考えと異なる人を受け入れる器
  3. 困っていたらメンバーが助けたくなる人間性
  4. メンバーのやりたいゴールに対して最適なサポートができること
  5. お互いの存在・価値を認め、尊敬し合える人間関係が作れること

 

こういった価値観が求められている時代ではないでしょうか?

トップダウンではなく、いかにメンバー円滑な関係が築けるかの方が重要です。

決して押しつけではなく、それぞれの考え・存在を尊重しながら目指していくチームが強いと思います。

ぜひ、理想のゴールを引き寄せるために実践してくださいね。

 

今回は、以上です。

 

 

 

 

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