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できることの中で、やりたいことが見つからない本当の理由

2020年9月2日

 

「できること」と「やりたいこと」とは?

 

20代の女子からよく質問をもらうなかで、「できること」と「やりたいこと」の区別がごっちゃになっています!という声をよく聞きます。

 

私のなかで、できることとやりたいことの違いは、こんな風に区別をしています。

 

・できること=現状維持

・やりたいこと=未来志向

 

できること=すでに手にしているので、その中でやりたいことを見つけるのは、ちょっと変な感覚だと思うんですよね!

すでに手にしていることに幸せを感じることは素敵ですが、その発想は自分の未来の可能性にフタをしていると言い換えることができます。

千尋

 

この違いを押さえておけば、自分の人生でできることの枠を超えてやりたいことから未来を選択できるようになれるのです。

 

できることの中で、やりたいことが見つからない理由

 

冒頭でお話した通り、できることとやりたいことでは、時間軸の違いがあります。

 

本当にやりたいことは、自分の思考の外側にあるのです!

 

今が充分楽しいという感覚は大切ですが、理想の未来は今の自分を超えていった先に待っています。

 

だからこそ、今の自分にはできないけれど、やってみたい!と思えることに目標を定めることが必要なのです。

 

例えば、転職するときもそうですが、すでに持っているスキルを活かして次の職場を探すと思います。

しかし、自分のやりたいことを決めるときにその発想は役に立ちません。

人は意識しないと、今の自分でできることを優先してしまう考えを持っています。

当たり前ですが、自分がやったことがないことの方が、成長できる幅は広がっていきます!

千尋

 

できることの枠を広げる発想を持つ

 

大人になると、今の自分ができる範囲内で、やりたいことを選択するクセが身についています。

 

ですが、子どもは願望ありきで未来を決定する力を持っています。

 

  • 補助輪なしで、自転車に乗りたい
  • もっと早く走れるようになりたい
  • 絵や工作など、自分が納得するものを作りたい
  • ゲームを上手にクリアしたい etc...

 

子どもの頃は、○○ができるようになりたい!という強い気持ちを持って、毎日を生きていました。

そこに、今の自分ができないからやらない!という発想はありません。

 

自分が興味があるものに関しては、夢中で何時間でも没頭していられたのです。

 

大人がこんな感覚を取り戻せたらどうでしょうか?

みんなも私もそんな強いエネルギーを持って生まれたのです。

今こそ、そのエネルギーのフタを解放してみましょう。

千尋

 

大人になると自然とブレーキがかかる

 

しかし、大人になると、「危険」や「不安」などの恐怖心が知らずに多くなっています。

 

過去に失敗した経験から、

 

失敗する

嫌な思いをする

最初からやらない!

 

という思考になってしまいます。

 

そういう面では、幼少期の体験や感情を思い出すことは大切です。

 

子育てをされている方であれば、子どもの姿勢から学べることはたくさんあると思います。

 

今の自分にブレーキがかかっているとしたら、どんな思い込みがあると思いますか?

そして、心からワクワクすることにチャレンジするとしたら、どうでしょうか?

 

きっと、上手くいかなかったとして、何度も何度も挑戦し続けることを選択すると思うのです。

 

やりたいことを決めて、できることを増やしていこう!

 

ここまでは、「できること」と「やりたいこと」の考え方の違いをお話していきました。

ここからは、具体的にどんな発想を持って行動するかについてお伝えしていきます。

 

やりたいことを先に決める!

 

やりたいことをやるには、願望ありきで決めることが先に必要です。

 

できるorできないで判断してしまうと、身動きがとれなくなってしまいます。

 

それよりも、自分の心が揺れ動くか?を大切にしましょう。

 

まずは「決める!」ことが大切です。

決めるとは、自分がこうなりたい!と思える未来の願望で良いのです。

そして、今の自分にできないことを目標に入れると、不安も出ると思います。

でも、その不安は恐怖だけでなく、その裏側にはワクワクや期待が含まれているのです。

千尋

 

できることの幅は、積み重ねで増えていく!

 

最初から、理想通りにいくことはほとんどないでしょう。

 

ですが、一回でできることは、そんなに嬉しくないかもしれません。

 

そして、それは本当の意味でのチャレンジとは言えないでしょう。

 

行動→失敗→反省→再トライで、徐々にできるようになっていきます。

 

失敗が続いても、最終的にできるようになれば失敗にはなりません。

失敗は、あきらめたときに初めて「失敗」となるのです。

だからこそ、できるようになるまでやり続けることが大切なのです。

千尋

 

「やりたいこと」をいつしか「できること」にしていこう!

 

最初はうまくいかないですし、できないことが多いとテンションが下がってしまいます。

人は、自分の理想に向かっていくときに、思った通りに進まないことも経験するでしょう。

 

挫折感や敗北感、切なさや、時には自信が無くなることもあるでしょう。

 

ですが、夢を叶えた人は、乗り越えて自分の理想を手にしているのです。

 

だから、最初はできなくてOKです。

 

やりたいことに向かって、時間をかけて「できること」を増やしていきましょう。

 

だから、あなたも自分の可能性や周りの仲間を信じて欲しいです。

 

人間の可能性は偉大です。その可能性を信じ抜くと、次第にやりたいことができる自分になっていきます。

自分の理想が叶っていく瞬間を経験をすると、本当に頑張ってきて良かったと心から感じられるでしょう。

 

過去の私も、あきらめそうになったことやもうこれ以上無理かもしれない....

と考えてしまうこともありました。

しかし、周りの仲間のおかげで自分を信じることができ、やりたかったことが少しずつ「できる!」に変わってきたことを経験しています。

千尋

 

まとめ

 

今回は、「できること」と「やりたいこと」の違いと、「やりたいこと」から未来を決める思考法についてお話をしてきました。

 

大人になると、色々なしがらみから、自分の思考が固くなってしまったりします。

 

ですが本来、人間は自由でポジティブな発想を持ち、不安よりもワクワクで行動できる生き物です。

 

そんなありのままの自分にもう一度戻って、素直な気持ちでやりたいことに挑戦して、最高な未来をつかんでいきましょう。

 

 

今回は、以上です!

 

 

 

 

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